スーパーフード資格は取る意味ない?仕事内容や資格の使い道について解説

最近、認知度も上がってきている「スーパーフード」という言葉。
名前の通りとても体に良さそうだという理由で興味を持つ方も多いのではないでしょうか。
スーパーフードについてより深く勉強するための資格も存在し、せっかくなら自分の興味のあることを仕事にできたらと思っている方も少なくありません。
しかし、スーパーフード資格を取得したところで意味があるのか疑問ですよね。
結論からお伝えすると資格取得の意味はあります。
スーパーフードの資格を取得することで家庭内の食生活や食品業界などの転職に有利です。
ここでは、スーパーフードの資格を取得する意味はあるのか、仕事や資格は活かせるのかなど解説します。
そもそもスーパーフードとは?
スーパーフードとはなんでしょうか。
一般的に
- 栄養価が一般的な食品よりも高い、またはある一部の栄養や健康成分が突出して含まれている食品であること
- 一般的な食品とサプリメントの中間にあり、食材と健康食品両方の用途をあわせ持つ
といった定義があるそうです。
有名なものでは、
- チアシード
- キヌア
- アサイー
など少し前に話題になったものから、
- カカオ
- ザクロ
- ココナッツ
といった誰もが知っている食品まで幅広いです
日本スーパーフード協会が推奨する「ジャパニーズスーパーフード」というものもあります。
- 納豆
- 味噌
- 緑茶
といった普段当たり前のように口にするものがほとんどです。
スーパーフードは私たちの身近にたくさん溢れています。
普段の食生活でサプリ並みの美容、健康効果があれば嬉しいですね。
興味を持つ年齢層は、美容に関心のある若い女性から子育て世代のママ達、健康長寿に関心を持ち始めるシニア世代まで様々です。
奥が深いスーパーフードの世界、深く学ぶための資格とはどのようなものなのでしょうか。
スーパーフードの資格とは
スーパーフードに関する食の資格はいくつかあるのですが、代表的なものは下記3つ
- スーパーフードマイスター
- スーパーフードソムリエ
- スーパーフードアドバイザー
- スーパーフードスペシャリスト
詳しく見ていきましょう。
スーパーフードマイスター
その中でも「スーパーフードマイスター」は、日本スーパーフード協会が認定する資格。
ジュニアスーパーフードマイスター⇒スーパーフードマイスター⇒トップスーパーフードマイスター
と目的と習得レベルが三段階に分かれています。
順番に3つ全てを取得すると、さらに最上ランクの「JSA認定スーパーフードエキスパート」という資格に挑戦することができます。
それぞれの資格の内容は、日本スーパーフード協会(JSA)によると、以下のようになります。
①ジュニアスーパーフードマイスター
自分や家族のためにスーパーフードを日々の生活に取り入れてスーパーフード、スーパーフードライフを自ら実践できるようになる知識を習得するもの。
②スーパーフードマイスター
スーパーフードの魅力を深く理解し、その魅力の発信者となってスーパーフードライフを提案できるようになる知識を習得するもの。
③トップスーパーフードマイスター
企業ビジネスで、スーパーフード及びスーパーフードライフをより専門的に活躍できるようになる知識を習得するもの。
④JSA認定スーパーフードエキスパート
インストラクターとして活動する技術やノウハウを習得し、協会から紹介する各種イベントやセミナーで講師として仕事することができる。
さまざまなレベルの資格を取得したい場合におすすめです。
スーパーフードソムリエ
スーパーフードソムリエは「日本生活環境支援協会」、スーパーフードアドバイザーは「日本安全食料料理協会」が認定するもので、スーパーフードソムリエはもともと「美健康食品マイスター」という名称でした。
日本生活環境支援協会によると、以下のような定義ということです。
スーパーフードに関する知識やスーパーフードに含まれる栄養価、スーパーフードの効果的な食べ方、スーパーフードを使った料理やレシピに関する知識を有した方で、普段の生活にスーパーフードを取り入れるための指導やアドバイスができる。
普段の食生活にスーパーフードを取り入れたい方にはおすすめの資格です。
スーパーフードアドバイザー
スーパーフードソムリエも内容はにていますが、スーパーフードアドバイザーの方がより具体的な目的のための活用についての知識を学べるようです。
友人や家族にスーパーフードについてのアドバイスをしたい方におすすめです。
スーパーフード資格の難易度は?
スーパーフードソムリエ、スーパーフードアドバイザーは合格基準70%。
比較的挑戦しやすいと言えます。
スーパーフードマイスターは明確な合格基準は協会Webサイトにも載っていません。
3段階に分かれているのでやはり階が上がるごとに難易度は上がり、飛び級はできません。
ジュニアスーパーフードマイスターは初心者でも挑戦しやすい難易度にはなっているようです。
スーパーフードの資格を活かす仕事
スーパーフード資格を活かす仕事内容を解説します。
主な仕事内容は次の通り。
- 飲食業界
- 専門スーパーなどの小売店
- 食料品メーカー
- エステティシャン
- スーパーフードの専門家として独立
詳しく見ていきましょう。
飲食業界
まずはやはり飲食業でしょう、レストランやホテルの厨房で働く方や経営者がメニュー開発に役立てたり、調理師、フードコーディネーター資格もあれば独立にも有利になりそうです。
専門スーパーなどの小売店
スーパーフード食材を取り扱うオーガニックスーパーなどは増えています。販売員としても知識があればアドバイザーとして活躍できます。
食料品メーカー
健康食品メーカーはもちろん、昨今は健康志向が高まっているため、様々な食料品メーカーでも商品開発などに役に立ちます。
エステティシャン
美容の専門家として、肌トラブルや内面からきれいになるための様々なアドバイスをするために役立つ資格になります。
スーパーフードの専門家として独立
学んだ知識を生かして大勢の人にスーパーフードの魅力を伝えるために、執筆活動やカルチャー教室の開催、企業にアドバイザーとして所属することも可能です。
独立を目指している方はJSA認定スーパーフードエキスパートの資格を取得しておく方が無難です。
スーパーフード資格は取るべき?
スーパーフードに興味関心を持つきっかけはそれぞれあると思います。
自分や家族の健康のため、美容のため。
今している仕事のスキルアップのため、キャリアアップのため。
しかしスーパーフードに関する情報は調べればすぐ出てきます。
では資格は本当に意味がないのか、もちろんそんなことはありません。
仕事の関係で興味を持ったなら、資格は自分の能力を証明する武器になるので取得すべきでしょう。
そして資格の勉強ではスーパーフードの基礎から実践までをきちんと論理的に学ぶことができます。そのため実際の場面で即戦力になる応用力が身につくのです。
スーパーフードは種類、栄養、使い方も様々で、使い方によってはせっかくのスーパーフードの効能を消してしまうこともあります。
付け焼刃の知識では気づかない内に全く意味のないスーパーフードライフを送ってしまいかねません。
本気でスーパーフードと関わって行きたいのなら、資格の勉強をすることは意味のある事だと言えるでしょう。
まとめ
- スーパーフードの資格は種類が豊富
- スーパーフードの資格を活かす仕事はスーパーや小売店など
- スキルアップのために資格取得をおすすめ
スーパーフード資格はなくても業務ができるため意味がないと思われがちです。
しかし、資格を取得するための勉強でスーパーフードについて理論的に理解できます。
さらに肩書があるので信頼度もアップ。
そのためスーパーや小売店、また美容サロンなどで活用できることでしょう。
また大切な家族や友人などにスーパーフードのアドバイスもできます。
しかし、使わなければ無駄です。
スーパーフードに興味はある!いろいろな人にアドバイスしたい!と考えたならぜひ取得を目指しましょう。。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません